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「何回も死のうと思った」3.11東日本大震災原発差別の手記と全貌…福島から転校した児童が同級生に150万円も請求され払う。その生徒と学校からの凄惨なイジメと顛末

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「現世の地獄」

まさにこれほどの事件が小学校で起こってしまいました。

 

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2014年5月、当時小学5年生の男児が

同級生に「賠償金もらっているだろう」と恫喝され、

約150万もの大金を、同級生との遊興費に使用、

また、現金を渡したこともあった件で

被害児童のご両親が、学校側に調査をお願いしました。

 

その金は、被害児童の自宅から

何かしらの方法で持ち出し、親の金からあてたようです。

 

 

2014年6月頃、

その件で被害児童の両親が学校に対し

「脅されて150万を支払わされた」と訴えかけた件で

学校側の調査は「8万円分しか確認できなかった」と結論。

 

約142万の誤差の調査に飽き足らず、

被害児童の両親に

「遊びに誘い出したのは

 あなたのお子さんの方ではないですか」

などと、学校側は主張したまでありました。

 

ご両親は、この時、絶句したといいます。

その時の心境たるや、どのようなものか察するに余ります

 

 

ことの顛末は

3.11東北地方太平洋沖地震東日本大震災)で

10メートルを超過する超大型津波が、

東京電力福島第一原子力発電所を襲い

その想定外の天災に、1号機のみならず

2号機、3号機までもが被害。

それによって放射能が漏れだしたとして、

避難指示区域が指定されました。

 

そうして2011年、

福島県から横浜市に避難してきた、ある小学2年生の家族。

 

転校してきた福島出身のその小学生は、

ある時期を境にイジメを受け始めたといいます。

 

「賠償金もらってる」

「いいよなー金もらえて」

放射能菌が移るから近寄るな」

「金もらってるんだから奢るのは当然」

 

転校当時から

被害児童の名前の語尾に「菌」をつけられ、

原発のことで、複数の生徒から

 

その結果、被害児童は不登校になり、

およそ5ヶ月を経て、ようやく登校するに至りましたが

それでも、文房具などを執拗に隠され、

そのイジメはじょじょに過激になっていたといいます。

 

人の気持ちを慮る余白すらなく、

傷口に塩ならぬタバスコを塗りこむかのような

この悪魔の所業……

 

これだけ凄惨で陰湿なイジメをした小学生たちは

確かに醜く酷い加害者ではありましたが、

いかに悪魔の所業といえど、小学5年生。

 

子供は子供です。

 

「子供」が、

「自主的」に、

「自分の考え」で、

「偏った知識」を

「子供の狭い世界」でつけて、

「負の感情」をたった一人の子供に

向けていくものでしょうか……?

 

 

この裏には、

「賠償金もらってる」と言う親が居て

「いいよなー金もらえて」と言う親が居て

放射能が移るから近寄るな」と言う親が居て

「金もらってるんだから奢るのは当然」

と言う親も居た、という事になりそうです。

 

子供たちのしたことは恐喝、恫喝などにあたり、

親のした事はその幇助となる可能性も考えられます。

 

イジメなどというぬるい言葉では足りません。

これは立派な犯罪行為です。

イジメという言葉で、その実質が隠蔽されている

あらゆるイジメ事案に対しても言えることです。

 

 

現在、中学1年生となった被害児童ですが、

小学2年という、幼い当時から

強い意志をもって、この恐喝、恫喝などの

悪質な犯罪に立ち向かい、強く生きる事を決意しています。

 

 

その声明文とも言える、心の言葉をご紹介し、

この記事を終わりたいと思います。

 

 

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加害児童3人から、お金をもってこいと言われた。

加害児童1人からは、メールでも言われた。

 

人目が気にならないとこで、もってこいと言われた。

 

お金、もってこいと言われたとき、

すごいいらいらとくやしさがあったけど

ていこうすると、またいじめがはじまるとおもって

なにもできずに ただこわくてしょうがなかった

 

ばいしょうきんあるだろ と言われ

むかつくし、ていこうできなかったのもくやしい

 

加害児童2名には、いつもけられたりなぐられたり

ランドセルふりまわされる、かいだんではおされたりして

いつもどこでおわるかわかんなかったのでこわかった。

 

ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもって

いつもつらかった。

 

福島の人は、いじめられるとおもった。

なにもていこうできなかった。

 

いままでいろんなはなしをしてきたけど

学校はしんようしてくれなかった。

 

なんかいもせんせいに言おうとすると、むしされてた

 

 

いままでなんかいも死のうとおもった。

でも、しんさいでいっぱい死んだからつらいけど

ぼくはいきるときめた。

 

 

 

尚、被害児童のご家族が受け取った賠償金は

およそ数十万円程度だった…

 

という事も、付け加えておきます。 

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